2022年9月15日木曜日

先日買った中古レザーオールスターの丸洗いリフレッシュ作業

先日某オークションで購入したユーズドです。中古靴を買ったら履く前に必ずやってる丸洗い。
12:40、弱酸性ビオレuを薄く溶いた水にドブ漬け開始。
ビオレuなのは家の風呂場にあって、(多分プラシーボかもしれませんが)弱酸性が革にやさしそうだから。
ドブ漬けするのは前オーナーの汗をできるだけ抜くためです。

14:15、1時間半ほどドブ漬けしたら水面に油膜っぽいのが浮いてます。
革の油分も抜けてるとは思いますが、今まで履きこまれた残骸も出ているはずなのでOK!

弱酸性ビオレu水溶液から取り出して、同ボディーシャンプーをスポンジで泡立てて、外、中ともに軽くこすり洗いしました。

シャワーの水圧で中のホコリを押し流すイメージ兼濯ぎ。

バケツに水溜めて濯ぎ3回で透明な水になりましたので濯ぎ完了。

14:30、天気が良く暑かったので、タオルドライはやめて逆さにしてしばらく放置で水を切ります。

16:20、約2時間の屋外放置でだいぶ水が切れました。ここからは室内作業になります。サーキュレーターで風を当てて乾燥促進。この時点ではライニングの布地がまだ濡れているのでオイルアップはしません。

21:40、サーキュレータの風を5時間ちょっと当ててライニングの布地はサラサラになりました。外側の革に濡れ感はありませんが、完全に乾ききってないのでまさにオイルアップのタイミング!
オイルは極薄く!この作業で乾燥した時に革がパリパリになるのを防ぎます。使ったオイルは20年以上前に買ったレッドウイングのミンクオイルです。
上の写真で左足側がオイルアップした方です。まだしてない右足側と比べると違いが分かりますね。

極薄くオイルアップしたら間を置かずに豚毛ブラシでブラッシング、そして乾拭きです。
オイルは塗布した特に必要分は浸透していると思っています。ブラッシングはともかく、乾拭きしないとホコリが付いたり、ズボンの裾が汚れたりとイイことないですね。

革の手入れで重要なのはオイルとかクリームとか塗ることよりも、ブラッシングや乾拭きでゴミ、ホコリを取り除くこと。オイル、クリーム等はブラッシングや乾拭きしても艶が出なくなったりカサカサしている時だけで十分です。
この靴、明日からさっそく使います。

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